神戸のオーダーメイド家具で快適で便利な空間を演出
バリエーション豊かに揃う素材で気軽でリーズナブルに
神戸市長田区にある「有限会社 梶原木工」では、キッチン収納や食器棚、本棚やテレビ台、造り付けの壁面収納など、部屋のイメージに合わせた材質や色を選んで、部屋にぴったり合うサイズの家具を造ってくれます。同社の家具プランナー・製作技術主任の植田剛史さんは、家具造り一筋50余年の職人・梶原日出夫さん(代表取締役)と一緒に工房を切盛りしています。
「オーダーメイド家具と聞くと、アンティークな風合いが楽しめる古材やナチュラルなムク材などを、材料費や製作コストが高いのでは?といった、イメージがあると思います。家具造りに用いる材質は、多種多彩。予算や内装の質感に合わせて、いろいろご提案させていただきます」と話します。
芯材を組みポリ合板を貼り付けて作製する家具は、カラーバリエーションも豊富で価格もリーズナブル。
ポリ合板とは、ポリエステル系の合成樹脂で表面を加工した化粧材のこと。ほかに、硬質で耐熱性にも優れたメラミン化粧板などもあって、街で見かけるカラフルでおしゃれな欧米風の家具などにも、多く使用されています。
それらの材料は単色・木目柄といったカラーやデザインが幅広く揃うので、サンプルの中から自由にチョイス。気軽に好みの色や柄の家具を、造ってもらえます。
木本来の持ち味をいかした自然素材の別注家具ももちろん、そういった材質を利用した家具は家の内装やデザインに溶け込むシンプルな仕上がりで、人気があるそうです。
我が家だけのオリジナル家具で部屋のイメージチェンジを
オーダーメイドで製作してもらえる、ジャストサイズの自分だけのオリジナル家具。とても魅力的ですね。
「はい(笑い)。壁面収納の棚や空間にぴったりおさまる家具を置くだけで、内装を大がかりにリフォームしなくてもすっきりと片付いて、部屋のイメージチェンジにもなりますよ」。
また、「お客さまのさまざまなご要望を、反映することができるのもオーダーメイドならでは。愛着をおぼえ、長く使っていただける家具になると思います」と植田さん。
同社の代表取締役の梶原日出夫さんは、「職人は職人であってそれ以外何者でもない。いい品物を作ってこそ職人。ただ家具を作るだけ」と話す、まさに職人のなかの職人。植田剛史さんも「出来上がった品物を、お客さんに喜んでもらうのが一番。それが何よりうれしくて、ほっとします」と言います。ときには「お客さまのこうしたい、ああしたい、というご希望に添うことがどうしてもできない…、という場合もあります。そんなときでも知恵と技で、家具を依頼してくださる方の思いにお応えできるように、なんとかがんばります(笑い)」。
梶原日出夫さんを師に、家具造りの技術を磨く植田さんなのです。
職人としていい家具を造り続けたいという思い
一般家具設計・施工の「梶原木工」では、チーフデザイナーと一緒に依頼者のもとに出向き、図面作成から完成まで丁寧にサポート。家のなかのちょっとした隙間に本棚を造ったり、飾り棚を置いたり。デッドスペースから生きた空間へ。限られたスペースを有効に使いこなせるように、細やかに打ち合わせをしてくれます。
「背の高い人や低い人。個性に合わせて機能的に使っていただくためには当然、高さや幅などがひとつひとつ違ってきます。お客さまの生活スタイルと十分に照らし合わせたプランを提案し、少しでも多くの人に快適で便利な暮らしを送ってもらえる家具を作製したい」と植田さん。
家具職人であるがゆえに「〝家具を作ってなんぼ〟です(笑い)。まずは私どものような家具造りの人間が、身近にいることを知っていただきたいと思います」とも。
「梶原木工」では、〝小さな出会いを大切に、和を広げたい〟と、個人から工務店や工房など、幅広い交流を積極的に受け付けています。
興味のある人や、工務店などは植田剛史さんまで問い合わせを。
(取材年月:2009年12月)