斉藤博志 設計・開発・加工・製造分野に特化した神戸の人材派遣会社「極東ブレイン」


斉藤博志 さいとう ひろし
コラム
派遣と社会
2009-01-29
最近、「派遣切り」という言葉が社会を賑わしています。昨年10月位から、
製造業種様では経営不振が続いて、生産調整に入っている会社さんが目立って多く
。特に輸出を主力に展開されていた自動車や産業機械関連の製造業では、
一時休業や工場のライン停止など暗いニュースが続いています。
 そもそも、派遣労働者が必要になったのは、グローバル化の潮流に
のって、安価労働力が支える中国製品に伍して、日本製品が国際競争力を
持つために人件費を削減する手法として取り入れられたので、2004年の
小泉内閣で製造現場での派遣が最長5年の期限付きで解禁になりました。
解禁より5年、偽造請負の取締り強化もあって、製造現場での派遣が一気に
増えていきました。
 その中で、いわゆる非正規雇用の労働者の削減が、間髪入れずに行われました。
 経営資源である「人・もの・金」をいかに効率的に使っていくかが経営で
あるならば、不要な資源は切り捨ててる事が経済合理性なのでしょうか。
 
 こうした潮流の中、日本の生産技術を支えているのは、非正規雇用として
働く方です。中には高度な技術をお持ちの方も多くおられます。技術立国と
いう中で、こんな人たちが職を失っておられるのは真に残念でなりません。

「人・もの・金」の経営資産の中で本来の価値の2倍、3倍の価値を創造する
事が出来るのは「人」です。私は「人」ありきの経営を貫きたい。

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