廣田泰博 水と空気のプロ 有限会社ウッズ


廣田泰博 ひろた やすひろ

技術力、フットワーク、提案型事業で地域で厚い信頼を集める「水と空気のプロ」。

廣田さんが経営する設備工事会社は大不況の今日も安定した業績をキープ。

 人がさまざまな生産活動を行うには、給水・排水処理や清浄な空気、最適な温度・湿度、そして何より安全の確保が不可欠です。工場やオフィスビル、商業ビルなどでは、これら必須の環境条件を満たすために、さまざまな設備が設置されています。
「建物はいわば入れ物、それを機能させるための設備を設計、施工する私たち設備業者は、電気工事とともに建設業の中では主役ともいうべき存在です」。そう語るのは長年にわたり、設備工事を数多く手がけてきた廣田泰博さん。

 廣田さんが経営する設備設計施工会社「有限会社ウッズ」があるのは、兵庫県加古川市。ここを中心とする東播地区は、造船・車両・機械の大手メーカーを筆頭に無数の工場が林立する西日本有数の工業地帯です。したがって同社が手がける設備工事も工場関係が中心。設立からまだ9年ですが、地域の顧客からは極めて厚い信頼を得て、今日に安定した事業を展開されています。「不況で仕事が減ったと言われますが、ウチはとても忙しくさせてもらっています。とくにこの春はご依頼が多く、目が回るほどの忙しさ。本当にありがたい話です」

 その忙しさはスタッフ、協力関係にある施工業者、職人を総動員するほど。顧同社に対する信頼の厚さが伺える事実ですが、それは仕事量だけでなく、工事内容にも現れているとか。
「うちが手がける工事は技術的に難しいものが多いですね。それだけ技術力が高く評価されていますから」と、廣田社長は自信をのぞかせます。

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どんな要望にも真摯に応える姿勢で、エンドユーザーの信頼と直接取引を獲得。

 廣田社長は大学時代、実父が経営する設備関係の会社でアルバイトに励み、早くから実務経験と技術を習得してこられました。また大学卒業後に就職した準大手の同業企業では西日本各地の現場を廻り、さらに経験を積まれたとか。それらが「今日の基礎になってます」と社長。

 そんな廣田社長が率いる有限会社ウッズでは近年、エンドユーザーである工場からの直接依頼が増加しています。
「最初は工務店やゼネコンから請け負いますが、一度施工させていただいた工場では保守作業や修理などが継続してあります。信頼を得て新たな工事を直接いただくことが多いんですよ」

 工務店・ゼネコンにとっても、後々もしっかり顧客をフォローする同社の存在は貴重。
だから同社と建築業者の関係は、決して元請け・下請けではなく、あくまでパートナー。
時代の変遷もありますが、顧客の信頼が同社の立ち位置を押し上げてきたとも言えそうです。

「3000円から1億円までの仕事を請け負います。お客さまにはそう申し上げています。
3000円の仕事といえば、ほとんどが簡単な修理。しかし簡単で安い仕事でも、
お客さまはお困りですからね。ご依頼があればすぐ伺って対応する。
信頼とはそういうことの積み重ねですよ」

 3000円の仕事を大切にする理由はもう一つあります。
簡単な修理でも、その作業を通して設備の機種や使用状況、さらに設備投資に対する
顧客の考えが見えてきます。その情報は将来、顧客側に新しい工事の需要が発生した際、
一歩深く入り込んだ企画提案のベースとなる。設備工事業を長く手がけてきた廣田社長ならではの戦略です。

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高い技術力に裏打ちされた提案と人を大切にする社風で、今後も手堅く成長。

 有限会社ウッズの強みとして挙げたのは高い技術力と要望に即応する姿勢ですが、さらに特筆したいのは提案型の事業スタイルです。

「顧客に接していると、改善できるところが見えてきます。それを低コストで実現できる企画を提案する。お客さまの要望に合致すれば、早期に工事につながります」

 最近の提案例は、高熱を発する機械などが多い作業空間を、屋外の空気との温度差を利用して冷房する方法や、上昇する熱気と下降する冷気との比重差と換気を組み合わせて行う空調方法、非常に細かい水滴(涼霧)を発生させ、その蒸発熱で空気を冷やす暑気対策など。いずれも画期的な空調効果を実現し、しかもコストを安く済むとあって、二重に喜ぶお客さまから賛辞に近い高評価をいただいたそうです。

 さらにもう一つ、同社について強調すべき点は人との関わり方。
同社は仕事で関わるすべての「人」を大切にすることを徹底されています。
例えば仕入れ先にもお互い様だから、と以下のような配慮。
「少量仕入れる時は極力こちらから取りに行きますし、納期や時間もあわせます」

 また「うちの社員も協力会社も本当にイイ人たち」と廣田社長。
施工を担う協力会社が同社の仕事を最優先し、仕入れ先が低価格を提案するのは
人を大切にする社長の人柄に寄るところと言えるでしょう。

 技術力、提案型、地元密着…これらの強みを「人を大切にする」姿勢で活かしきる有限会社ウッズ。
穏やかで信念の強い廣田社長と同様、今後も着実に信頼を集め、地域に堅い基盤を築く企業に違いないでしょう。
(取材年月:2009年5月)

PROFILE
氏名 廣田泰博(ひろた やすひろ)
会社名 水と空気のプロ 有限会社ウッズ
事業内容 ・給排水衛生設備工事
・空調設備工事
・消火設備工事
・空調機器等の保守・管理業務
・設備設計及びコンサルタント業務

【許認可】
管工事業 兵庫県知事 許可(般-19) 第405905号

【登録】
稲美町指定給水装置工事店 〔第195号〕
稲美町下水道排水設備指定工事店〔第212号〕
加古川市指定給水装置工事店〔第324号〕
加古川市下水道排水設備指定工事店〔第268号〕
高砂市指定給水装置工事店〔第212号〕
高砂市下水道排水設備指定工事店〔第190号〕
播磨町指定給水装置工事店 〔第174号〕
播磨町下水道排水設備指定工事店〔第171号〕

【免許・資格】
1級管工事施工管理技士
2級管工事施工管理技士
消防設備士
浄化槽設備士
給水装置工事主任技術者
排水設備工事主任技術者

【主要取引先(順不同)】
株式会社ソネック
三宅建設株式会社
塩谷運輸建設株式会社
株式会社松本工務店
前川建設株式会社、他

◎ダイキン工業(株)空調機器特約店
◎関西電力(株)姫路支店と電化設計等に関する委託契約を結ぶ
専門分野 給排水衛生・空調・消火設備の設計・施工
(管工事業)
特徴 工場や商業ビルの各種設備の設計・施工を
長年手がけてこられた廣田泰博さんは、
「給排水・空調・消火設備のことならウッズさん」と、
地元・東播地区で高い評価を得る
有限会社ウッズの代表取締役社長。
同社の際だつ特徴としてはまず高い技術力が挙げられる。
他社では扱えない難度の高い施工も確実に成し遂げるので、
本当に困ったときの頼りどころとして
地元ユーザーからの信頼は非常に厚い。
もう一つの特徴は、施主が要望する水準以上の
提案を積極的に行う点。とくに効率性を最大限まで追求し、
コストを低く抑える提案はとても喜ばれている。
また工賃がわずか数千円程度の修理でも
すばやく対応するほか、仕入れ先や協力会社の担当者、
職人一人ひとりにいたるまで
人との関係を何よりも大切にしている点も特筆したい。
技術力、提案、そして信頼が、今日の時勢下でも
同社の業績を上向きにさせている理由と言えよう。
職種 給排水衛生・空調・消火設備等の設計施工
住所 兵庫県加古川市別府町新野辺844-1
電話 079-436-9818
営業時間 8:00〜17:30
定休日 日曜・祝日(緊急時には対応します)
サイト http://www.e-woods-eq.co.jp/
略歴 兵庫県高砂市生まれ

大学の建築学科に在籍した頃は、
実父が経営する設備設計施工会社で週3〜4日、アルバイトで働き、
その合間を縫って学業に没頭するという
忙しくも、ご本人の弁では「面白く楽しかった」日々を過ごす。

1979年 大学卒業後、準大手の設備設計施工会社に就職。
    西日本各地へ出向き、工場・商業施設の
    給排水・空調・消防設備の設計・施工に携わる。
1984年 実父経営の設備設計会社に入社。
2000年 同社の経営を住宅関連を主に手がける実弟に託し、
   設備設計施工会社「有限会社ウッズ」を設立。

廣田さんが経営する有限会社ウッズは、
地元・工務店やゼネコンとともに、
東播地区に集中する工場・商業施設等の
さまざまな設備工事に携わってきた。
その後、施主からの信用を得て、直接取引も拡大。
さらに高い技術力と提案型の営業活動が高く評価され、
口コミでの新規依頼も増加。
厳しい経済環境が続く中でも、
安定した経営を維持している。
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